展示概要
関東で活動してきた画家による京都で初の展覧会。
 
象徴的なかたちが中央に描かれたシンプルな構成の油彩作品を展示いたします。
 
抽象画は難しいと思われがちですが、具体的説明的な表現でない分、逆に見る人の想像力を刺激して様々なイメージや解釈が生まれる可能性に満ちているとも言えます。
何が描かれているのかということよりも抽象的な形体と微妙な色調、絵の具やキャンバスのもつ凹凸による表情（マチエール）などが生み出す穏やかな調和とその余韻を大切に制作しています。
 
今展覧会では歴史あるギャラリーの空間と私の作品が響き合い、ご覧いただいた方にここでしか体験できない何かを感じ取っていただければ幸いです。
 
是非ご高覧下さい。